日本三名泉の一つとして名高い、群馬県の草津温泉。
毎分3万2300リットル以上という自然湧出量日本一を誇る温泉はもちろんですが、実はグルメスポットとしても非常に充実しているのをご存知でしょうか。
「せっかくなら美味しいものを効率よく巡りたい」
「スイーツもガッツリ系もしっかり両方楽しみたい」
そんな食いしん坊な願いを叶えるには、事前のリサーチとルート確認が欠かせません。
現地に行ってから「あのお店も行きたかった!」と後悔するのは避けたいですよね。
今回は、草津温泉の食べ歩きスポットを「地図代わり」に使えるよう、エリア別に整理して徹底解説します。
私がもし現地を巡るならこう動く、という視点で情報をまとめました。
- 湯畑周辺の定番スイーツと食べ歩きグルメ
- 西の河原通りで立ち寄りたい穴場スポット
- 食べ歩きをもっと楽しむためのマナーとコツ
- 雨の日や夜でも楽しめる観光プラン
食べ歩きに出かける前に、まずは草津温泉の観光完全ガイドで温泉街全体の主要スポットをチェック!
草津温泉の食べ歩きマップと基本ルール

まずは、草津温泉での食べ歩きを快適に楽しむための基本情報をおさえておきましょう。
観光地としてのルールを守ることは、私たち旅行者が心地よく過ごすための第一歩です。
現在、草津温泉では「歩きながらの飲食」は推奨されておらず、マナー違反となる場合があります。
「食べ歩き」という言葉が定着していますが、実際には「お店で買って、店先やベンチで立ち止まって食べる」というスタイルが基本となります。
多くの店舗では店頭にベンチやゴミ箱を用意してくれていますので、それらを活用しましょう。
ゴミは購入店に返却するか、持ち帰るのが鉄則ですね。
また、効率よく回るためには、公式のマップを手に入れておくのも一つの手です。
スマートフォンで見られるPDF版やデジタルマップも用意されています。
(出典:草津温泉 タウンマップ)
公式マップは、草津温泉バスターミナルの1階にある観光案内所や、湯畑周辺の「熱乃湯」向かいにある案内所で紙のものを無料入手できます。
紙の地図は全体を俯瞰しやすいので、デジタルと併用すると便利かなと思います。
【湯畑エリア】絶対に外せない定番スイーツ&グルメ

草津温泉のシンボルである「湯畑」。
この周りには、テレビや雑誌で取り上げられる話題のスイーツや、長年愛される老舗の味が集中しています。
まずはこのエリアをおさえておけば、草津グルメの基本はコンプリートできると言っても過言ではありません。
湯畑の迫力ある景色を眺めながら、美味しいグルメに舌鼓を打つ時間は格別でしょう。
1. 本家ちちや(温泉まんじゅう)
草津に来たらまずはこれ、というほどの定番が「本家ちちや」の温泉まんじゅうです。
湯畑のすぐそばに店舗があり、常に蒸気が上がっている様子は食欲をそそります。
茶色の皮の「茶まんじゅう」は、こしあんの上品な甘さと黒糖の風味が特徴の王道スタイル。
さらに注目なのが、白い皮の「二色あんまんじゅう」で、栗あんとこしあんのハーモニーが絶妙です。
二色あんは草津独自の味わいとして非常に人気が高いですね。
蒸したての温かいおまんじゅうを店頭でいただくと、旅の気分が一気に盛り上がります。
お土産用も販売されていますが、やはり現地でふかふかの状態を味わうのがベストでしょう。
「ちちや」と「松むら」、草津の二大まんじゅうでどちらを買うか迷ってしまいますよね。
実は、皮の食感やあんこの甘さ、さらには日持ちの長さまで、お店によって明確な違いがあります。
自分好みの「運命のまんじゅう」を失敗せずに選びたい方は、こちらの徹底比較記事が役立ちます。

2. 草津温泉プリン
湯畑の目の前にある、行列必至の人気店です。
群馬県産の榛名牛乳を使用したプリンは、とろけるような滑らかな食感が魅力で、多くのスイーツ好きを唸らせています。
湯もみをイメージしてスプーンで混ぜて食べる「湯もみプリン」は、体験型のスイーツとしても楽しめますね。
また、夜の湯畑をイメージした青いジュレが美しい「夜の湯畑プリン」など、見た目も味も楽しめる逸品揃いです。
店舗の外観もレトロで可愛らしく、購入したプリンと一緒に写真を撮るのが定番の楽しみ方となっています。
お土産に大人気のプリンですが、「帰宅まで保冷は持つの?」「賞味期限はいつまで?」と気になりませんか。
美味しい状態で持ち帰るためのコツや、オンラインでの取り寄せ情報まで詳しく調査しました。
大切な人へのギフトとして検討している方は、こちらの詳細情報をチェックしておきましょう。

3. 山マタギと海番屋(串焼き)
甘いものの合間に欲しくなるのが、香ばしい塩気のあるグルメ。
湯畑のすぐそばにあるこのお店では、炭火で焼いた鮎の塩焼きや、ジューシーな豚串などを楽しめます。
店頭で焼かれているため、香ばしい匂いに誘われて、つい立ち寄りたくなってしまう観光客が後を絶ちません。
お酒が好きな方なら、地ビールや日本酒と合わせて楽しむのも最高の贅沢と言えるでしょう。
食べ応えのあるメニューが多いので、小腹が空いた時の強い味方になってくれそうです。
4. 頼朝 湯畑店(温泉たまご)

温泉地ならではの味覚といえば、やはり温泉たまごでしょう。
こちらのお店では、ヨード卵・光を使用した濃厚な温泉たまごを提供しています。
出汁の効いたタレと一緒にちゅるっといただくスタイルは、シンプルながらも素材の味を存分に楽しめます。
スプーンですくって食べるカップスタイルで提供されるので、ベンチに座って手軽に食べられるのも嬉しいポイントです。
賞味期限が長めのセットもお土産として販売されていますが、まずは現地でフレッシュな味わいを体験してみたいですね。
「軽食だけじゃなく、落ち着いてランチを食べられるお店も知りたい」という方へ。
観光客向けではない、コスパ抜群の地元密着店や、駐車場完備の便利なレストラン情報をまとめました。
行列を回避して賢く草津グルメを満喫したい方は、こちらの穴場ランチ記事もチェックしてください。

【西の河原通り】散策しながら楽しむ穴場グルメ

湯畑から西の河原公園へと続く「西の河原通り」は、お土産屋や飲食店が軒を連ねるメインストリート。
湯畑周辺よりも少し落ち着いた雰囲気で、通り全体が活気に満ちています。
ここを歩くだけでも「温泉街に来た!」という実感が湧いてくるはずです。
個性的なグルメに出会えるこの通りは、食べ歩き好きにとって外せないルートと言えます。
1. 寺子屋本舗(ぬれおかき)
醤油の焦げた香ばしい匂いが漂ってきたら、そこは「寺子屋本舗」です。
京都発祥のお店ですが、温泉街の雰囲気と非常にマッチしており、草津でも大人気のお店となっています。
しっとりとした独特の食感がクセになる「ぬれおかき」は、食べ歩きグルメの代表格といえるでしょう。
串に刺さっているので手が汚れにくく、食べやすいのもポイントが高いです。
七味やマヨネーズ、わさび海苔など味のバリエーションも豊富なので、友達と違う味を買ってシェアするのも楽しそうですね。
2. 松むら饅頭(温泉まんじゅう)
「草津で一番好き」というリピーターも多い、老舗のまんじゅう店です。
昭和20年創業の歴史を持ち、黒糖を使用した薄皮に、甘さ控えめの自家製粒あんがぎっしり詰まっています。
こちらの饅頭は、冷めても皮が硬くなりにくく美味しいと評判です。
しかし、運良く蒸したてに出会えたら、そのふわふわ感に感動すること間違いなしです。
人気店のため、夕方には売り切れてしまうこともあるそうなので、早めの時間に立ち寄るのが確実かもしれません。
3. 草津たまごファーム(スイーツ)
卵の風味を活かしたスイーツが人気のカワイイお店です。
濃厚な卵の味がするソフトクリームや、サクサクのたまごボーロなど、子供から大人まで楽しめるメニューが揃っています。
特に「たまごボーロ」は大粒で口溶けが良く、懐かしくも新しい味わいが楽しめます。
パッケージもニワトリや卵をモチーフにしていて可愛らしいので、自分用のお土産にもぴったりです。
店内には他にも卵を使った焼き菓子などが並んでおり、見ているだけでもワクワクする空間になっています。
4. だんべえ茶屋(一品料理)
地元の家庭的な味わいを楽しみたいならこちら。
店先で焼かれる香ばしい匂いが、通りを行く人々の足を止めます。
焼き鳥や、群馬名物の「焼きまんじゅう」などが楽しめる、気取らない雰囲気が魅力のお店です。
素朴ながらも温かみのある味は、歩き疲れた体に染み渡る美味しさです。
甘いスイーツが続いた後の「しょっぱいもの枠」として、ぜひ立ち寄りたいスポットですね。
【穴場&夜】知る人ぞ知るおすすめスポット

定番ルートから少し外れた場所や、夜の時間帯にこそ訪れたいスポットをご紹介します。
多くの観光客が旅館での夕食を楽しんでいる時間帯、夜の草津は昼間とは違った顔を見せてくれます。
少しツウな楽しみ方をしたい方には、この時間帯の散策が特におすすめです。
やきとり静(行列のできる焼き鳥)
湯畑から少し入った路地にある、常に行列が絶えない焼き鳥の名店です。
炭火でじっくりと焼かれた巨大な焼き鳥は、外はカリッと中はジューシーで、ボリューム満点。
注文を受けてから焼き上げるスタイルなので待ち時間は発生しますが、待つ価値のある味として知られています。
テイクアウト専門ですが、その味を求めて多くの人が並ぶのも納得のクオリティです。
夕方にはネタが売り切れて閉店してしまうこともあるので、「見つけたら即並ぶ」くらいの気概が必要かもしれません。
夜の湯畑と足湯カフェ
夜になると湯畑はライトアップされ、紫や青の光に照らされた湯けむりが幻想的な雰囲気を醸し出します。
昼間の賑やかさとは一転、ロマンチックな空気が流れる時間帯です。
その景色を眺めながら、足湯カフェで温かいドリンクをいただくのは至福の時間と言えるでしょう。
「湯畑草菴」にある足湯カフェなどは、夜の散策の休憩スポットとしてカップルや女性客に非常に人気があります。
美味しいコーヒーやアルコールを片手に、足元からじんわり温まる体験は、草津ならではの贅沢ですね。
こうした夜の幻想的な時間を心ゆくまで楽しむなら、やはり湯畑近くへの宿泊が便利です。
時間を気にせずお酒を嗜み、冷えた体をすぐに宿の温泉で温め直す。
そんな贅沢な滞在を叶えてくれる、湯畑。
夜の散策をメインに考えている方は、ぜひ下記も参考にしてください。
幻想的な夜の草津を満喫するなら、湯畑から徒歩圏内の宿を拠点にするのが一番スマートです。
食べ歩きに便利な好立地な宿や、お部屋でゆっくり名湯を楽しめる人気旅館を厳選してまとめました。
最高の草津ステイを叶えたい方は、こちらの最新旅館ランキングをご覧ください。

雨の日でも安心!屋内で楽しむ草津観光

山の天気は変わりやすいもの。
せっかくの旅行が雨予報でも、草津には屋内で楽しめるスポットが充実しているので安心してください。
天候に左右されずに楽しめるスポットを把握しておけば、旅の満足度は大きく変わります。
以下に、雨の日におすすめの施設をまとめました。
| 施設名 | 特徴・おすすめポイント |
|---|---|
| 草津熱帯圏 | ドーム型の屋内施設で、カピバラや爬虫類など珍しい動物たちと触れ合えます。雨に濡れずに亜熱帯のジャングル気分を味わえます。 |
| 片岡鶴太郎美術館 | 湯畑のすぐ近く。アート作品をじっくり鑑賞した後は、併設のカフェで優雅なひとときを過ごせます。落ち着いた時間を過ごしたい方に。 |
| 日帰り温泉施設 | 「大滝乃湯」や「御座之湯」など。雨音を聞きながらの名湯巡りも乙なものです。複数の源泉を巡るスタンプラリーも楽しそうです。 |
雨の日は石畳の坂道が非常に滑りやすくなります。ヒールのある靴は避け、グリップの効いた歩きやすいスニーカーなどで散策することをおすすめします。
ただし、ここで一つだけ重要な注意点をお伝えしておかなければなりません。
表の中で触れた「源泉めぐり」は草津観光の醍醐味ですが、草津の湯は日本有数の強酸性です。
普通の温泉感覚で次々と入浴を重ねると、思わぬ体調不良(湯あたり)を起こしてしまうことがあります。
「湯あたりで気持ち悪くなって、楽しみにしていたグルメが食べられなかった…」
そんな悲しい事態を避けるために、めぐり湯をする前に必ず知っておいてほしい「落とし穴」と対策をまとめました。

草津温泉食べ歩きのFAQ
最後に、草津温泉での食べ歩きについて、よくある質問をQ&A形式でまとめました。
これらを知っておけば、現地で戸惑うことなくスムーズに観光を楽しめるはずです。
まとめ:マップを活用して草津グルメを満喫しよう

草津温泉の食べ歩きは、美味しいグルメと温泉情緒を同時に楽しめる最高の体験です。
今回ご紹介したスポットは、どれも湯畑から徒歩圏内で回れる場所ばかり。
マップを片手に、気になったお店をホッピングするように巡るのが一番の楽しみ方かなと思います。
気になるお店をチェックして、あなただけのオリジナル食べ歩きマップを作ってみてください。
お腹も心も満たされる、素敵な草津旅行になりますように。
美味しいものをたっぷり楽しんだ後は、旅の思い出を形に残す「お土産選び」の時間ですね。
定番の食べ物以外にも、女子旅で人気の可愛い雑貨や、地元民しか知らない隠れた名品をまとめました。
「センスがいい!」と喜ばれるお土産を見つけたい方は、こちらの記事が必見です。

お腹が満たされた後の過ごし方は決まりましたか?まだなら草津温泉の解説ガイドで次の行き先を探してみましょう。

